読むべき本、見逃していない?

スポーツの災害共済給付制度では、自主練習中は対象外?

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  • 書名 Q&A 学校部活動・体育活動の法律相談
  • サブタイトル事故予防・部活動の運営方法・注意義務・監督者責任・損害賠償請求
  • 監修・編集・著者名白井久明・片岡理恵子・高松政裕・宮田義晃 著
  • 出版社名日本加除出版
  • 出版年月日2017年12月20日
  • 定価2,500円+税
  • 判型・ページ数A5判・284頁
  • ISBN9784817844491
  • CコードC2032

 スポーツは度合いこそ異なるが危険と隣り合わせといった要素があるため、事故予防が重要になります。例えば重症を負うような事故になりやすい熱中症、脳震盪の事案、飛び込みによる事故などは、教職員に十分な知識があれば防げたものと思われます。また、運動会のムカデ競争の練習でも、歩行から駆け足へと段階的に練習すべきところをせず、目標タイムを設定し本番さながらの練習を最初から行い事故が生じた事例(判例)など、適切に練習すれば防げた事故も多く見受けられます。

 部活動は本来、中学では週2日、高校では週1日の休養をとることを平成19年の文部科学省で定めており、野球においては、投げすぎを防ぐため、日本臨床スポーツ医学会で小学生は1日50球(週200球未満)、中学生は70球(週350球未満)、高校生は100球(週500球未満)、また、1日2試合の登板を禁じるなどの提言がなされています。
 現在、教職員の過重な労働、部活動の過熱、体罰の点から「ブラック部活」に関するニュースを目にする機会が増えましたが、これらは双方が十分に理解していれば防げる問題ではないでしょうか。
 表題にもある災害共済給付制度は「学校の管理下で発生した事故が給付の対象」であり、登下校などの事故は含まれますが、自主練習中の事故に対し死亡見舞金の給付義務を否定した判例もあるので、自主練中の事故は注意が必要です。

 部活動を行う教職員やコーチ、保護者や、当事者である部員の皆さん、事故を防ぐための知識を本書から学びませんか。



第 1 編 学校運動部の意義と法律問題
第1 章 部活動を取り巻く問題
第2 章 女子ジュニア・アスリートの健康
第3 章 教師の不法行為責任
第4 章 運動部と対外試合
第5 章 運動部と地域スポーツクラブ

第 2 編 学校運動部と事故
第 1 章 事故と責任
第 1 節 総 論
第 2 節 指導者の指導内容が不適切なケース
第 3 節 施設管理が不適切なケース
第 4 節 自然災害によるケース
第 5 節 運動会での事故

第 2 章 事故予防と安全対策
第 1 節 総 論
第 2 節 事故に対する準備と事故が起きたときの対応
第 3 節 熱中症
第 4 節 脳振盪
第 5 節 自然災害
第 6 節 心室細動・心臓震盪
第 7 節 プールでの飛び込み
第 8 節 野球部の練習
第 9 節 施設管理(屋外)
第10 節 施設管理(体育館)
第11 節 運動会での事故予防
第 3 章 事故と保険

第 3 編 学校運動部の運営と部員の権利
第1 章 体罰・暴力的指導
第2 章 セクハラ・パワハラ
第3 章 差 別
第4 章 特待生問題・奨学金
第5 章 転校・移籍
第6 章 部活動の時間・休養日
第7 章 ドーピング
第8 章 部活動内のガバナンス
第9 章 部活動と選手選考
第10章 オーバーユースを防ぐために
第11章 部員の不祥事
第12章 大会・試合の引率

第 4 編 部活動と保護者・家庭
第1 章 児童虐待
第2 章 保護者への対応
第3 章 金銭管理

第 5 編 部活動と指導者
第1 章 顧問教師の時間外勤務
第2 章 外部指導者

第 6編 生徒間の法律問題
第1 章 けんか
第2 章 いじめ・パワハラ
第3 章 生徒間の事故

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