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「憲法と家族」をめぐる諸課題を検討し、家族法の将来像と判例の解析を提示する

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  • 書名 憲法と家族
  • 監修・編集・著者名辻村みよ子/著
  • 出版社名日本加除出版
  • 出版年月日2016年4月 5日
  • 定価4,644円
  • 判型・ページ数A5判上製・392頁
  • ISBN978-4-8178-4293-0
  • CコードC2032
変容する現代家族の問題を憲法学の視点から論点整理し、近年相次ぐ家族をめぐる最高裁の憲法判断を詳細に検討・解説。 比較憲法学・憲法学のみならず民法学・社会学・歴史学・男女共同参画政策論など多彩な視 座から、混迷する現在・将来の家族問題の論点を明確に示した一冊。


辻村みよ子(つじむら みよこ)
1949年東京生まれ。一橋大学法学部卒。同大学院法学研究科博士課程,同大学助 手(特別研究員)を経て,成城大学法学部専任講師・助教授・教授,パリ第二大 学招聘教授。1999年より東北大学法学部・同大学院法学研究科教授,同大学21世 紀COE・グローバルCOE拠点リーダー,同大学ディスティングィッシュト・プ ロフェッサー,2013年より明治大学法科大学院教授。 東北大学名誉教授。
法学博士(一橋大学)。 憲法学・ジェンダー法学・比較憲法。

第I章 世界の憲法からみた現代家族の変容
第1節 家族をめぐる憲法規定―比較憲法的考察
1 近代家族の展開と比較憲法的研究の必要性
2 国際人権条約等における家族規定
3 各国憲法における家族規定
第2節 現代家族の課題
1 フランスにおける家族の変遷―パクスから同性婚へ
2 生殖補助医療と代理出産をめぐる問題
3 子どもの「生まれない権利」とペリュシュ事件
第3節 家族モデルと日本の課題
1 3つの現代家族モデル
2 日本の現代家族の特徴

第II章 日本国憲法と家族法規定
第1節 日本国憲法下の家族像
1 日本国憲法制定時の家族像
2 日本国憲法 24 条の位置づけと民法改正過程
第2節 憲法 13 条・14 条・24 条の内容と射程
1 人権保障の基本原則―憲法 11 条~14 条の関係
2 憲法 13 条の意義と内容
3 憲法 14 条の内容と違憲審査基準
4 憲法 24 条の保障内容と解釈論の展開

第III章 家族をめぐる近年の重要判例
第1節 婚外子と家族の多様化
第2節 婚姻の自由と夫婦の同権
第3節 親子関係

第IV章 改憲論上の家族問題と民法改正の展望
第1節 日本の改憲論の動向
1 憲法改正案と家族規定
2 戦後の憲法 24 条改正論の展開
第2節 民法改正動向
1 戦後の明文改憲論との関係―1946 年から 1996 年まで
2 1996 年民法改正案要綱とその後の展開
3 女性差別撤廃委員会勧告と民法の一部改正

終章 新しい家族・社会にみあう法改正を
1 近年の新しい家族像
2 家族をめぐる法理論・法制度上の課題
3 家族法規定に関する違憲訴訟と憲法理論の課題

■本書(第III章)で採り上げる主な最高裁判決・決定
第1節【婚外子と家族の多様化】
1国籍法違憲訴訟(最大判 2008<平成 20>年 6 月 4 日違憲判決)
2婚外子相続分差別違憲訴訟(最大決 1995<平成 7>年 7 月 5 日、最大決 2013<平成 25>年 9 月 4 日違憲決定)
3戸籍法合憲判決(最判 2013<平成 25>年 9 月 26 日)
第2節【婚姻の自由と夫婦の同権】
1再婚禁止期間規定違憲訴訟(最判 1995<平成 7>年 12 月 5 日、最大判 2015<平成 27>年 12 月 16 日)
2夫婦別姓訴訟(最大判 2015<平成 27>年 12 月 16 日)
第3節【親子関係】
1性別変更審判後の嫡出推定(最決 2013<平成 25>年 12 月 10 日)
2DNA鑑定に基づく親子関係不存在確認訴訟(最決 2014<平成 26>年 7 月 17 日)
3認知者による認知無効請求事件(最判 2014<平成 26>年 1 月 14 日)

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