本書は、長期的に続く読書時間の右肩下がりを食い止め、なんとか反転の機運を盛り上げようと企画された作品。
趣旨に賛同した各界の著名人109人が「思い入れの深い一冊」選んで推薦文を寄せ、それらをまとめて、美しい装丁の書籍に仕上げたもの。
本書を制作したのは国学院大学(東京都渋谷区)の若手職員を中心に10人ほどで構成するグループ「みちのきちプロジェクト」。同プロジェクトは、読書習慣がある学生生活の復活を目指して2017年に始動し、その第1弾としてキャンパス内に書架と読書スペースを備えた「みちのきち」を開設した。本書の刊行は、プロジェクトの第2弾。「みちのきち」は、本書の「おわりに」によると、読書を通して「未知」を「既知」に変えてほしいとか、人生を「道」とみて、迷ったときによりどころとなる「基地」をみつけてほしいなどの思いを込めたものという。
本書の詳しい内容については、「デイリーBOOKウォッチ」ですでにご紹介しているので、そちらをご覧ください。
池上彰さんの愛読書、そうだったのか!
法律および人文・社会科学分野の書籍を発行しています。 とりわけ法律の分野では定評をいただいており、「弘文堂プレップ法学」など入門書から、 基本書として「法律学講座双書」「法律学講義シリーズ」、さらに論文集を多数出版し、 その出版活動は法律学全般を覆っています。最近では、「伊藤真シリーズ」 「新・論点講義シリーズ」「ケースブックシリーズ」「演習ノートシリーズ」 「判例ノートシリーズ」などを鋭意刊行中です。 人文・社会の領域では、下記の分野に意欲的に取り組んでいます。 1) 社会学、海外事情 2) 歴史学、人類学・民俗学、宗教学 3) 哲学・思想、精神医学・心理学 4) 経済・経営 5) 医療・介護・福祉 6) 資格試験
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