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日常を懸命に生きる人を映す10の短篇ノンフィクション

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  • 書名 想像力欠如社会
  • 監修・編集・著者名水島宏明(編著)、水島ゼミ取材班(著)
  • 出版社名弘文堂
  • 出版年月日2018年3月28日
  • 定価本体1,500円+税
  • 判型・ページ数四六判・並製・228ページ
  • ISBN9784335950391
  • Cコード0095

何だか、今の世の中って、しんどくないですか?


「現在の日本は、閉塞感におおわれています」みたいな言葉。
バブル崩壊以降、思えば25年近く、ニュースなどで言われてきたと思います。
けど、それにしても最近特に、世の中全体がギスギスしているような気がするんです。

例えば、お店のレジで自分が先に並んでいたのに、誰かが割り込んでも、その人は無視。
例えば、年金生活の高齢者に、「誰が払った税金で生きているんだ」というバッシング。

そんな、相手の立場になって考えて行動できない人が増えてしまった現在。
その社会の雰囲気を、「想像力欠如社会」と呼ぶことにしました。

だからと言って、何かをたたくだけじゃ解決しませんよね?


こうした話になると、思わず批判するものを見つけたくなってきます。

「若者が悪い」といった世代批判。「教育が悪い」といった制度批判。
「ネットが悪い」といった新しいもの批判。「伝統が悪い」といった古いもの批判。
そして、「誰々が悪い」という特定の個人や団体への批判。

もちろん、本当に悪い場合もあります。その批判が正しい場合もあります。
ただ、試しにもう一度、「どうしてそう思うのか?」と自分に聞いてみます。
すると、「何となく悪い気がする」や「何となく嫌いだから」と答えることが圧倒的。

そうしたマイナスの「何となく」が増えると、社会は冷たくなってしまいます。

いいことばかりじゃないけど、悪いことばかりでもない


この本は、「ネットカフェ難民」という言葉を生んだ元テレビマンで、
現在は大学教授でジャーナリストの水島宏明さんのゼミに所属する
現役の大学生が書いた、10の短篇ノンフィクション集です。

登場するのは、中学校時代に自分をいじめていた加害者に会いに行く大学生、
6歳の女の子を普通に育てている全盲のお母さん、
2011年3月12日に起きた長野県北部地震の被災地で暮らす高齢の男性、
1995年に起きた地下鉄サリン事件で夫を亡くし被害者の会の代表となった女性、など。

そうした人たちの人生の一部分を通じて、「みんな大変なんだよなあ」という、
プラスの「何となく」を感じ、ほんのりやさしい気持ちになれる1冊です。


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株式会社弘文堂

法律および人文・社会科学分野の書籍を発行しています。 とりわけ法律の分野では定評をいただいており、「弘文堂プレップ法学」など入門書から、 基本書として「法律学講座双書」「法律学講義シリーズ」、さらに論文集を多数出版し、 その出版活動は法律学全般を覆っています。最近では、「伊藤真シリーズ」 「新・論点講義シリーズ」「ケースブックシリーズ」「演習ノートシリーズ」 「判例ノートシリーズ」などを鋭意刊行中です。 人文・社会の領域では、下記の分野に意欲的に取り組んでいます。  1) 社会学、海外事情  2) 歴史学、人類学・民俗学、宗教学  3) 哲学・思想、精神医学・心理学  4) 経済・経営  5) 医療・介護・福祉  6) 資格試験

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