本書の著者(34)は、3年前の2016年2月8日に急性骨髄性白血病と宣告された。
急きょ、勤務していた東京の会社を辞め、愛知県に帰郷しての闘病。絶望の中、200日に及ぶ生活をつづった日記が本書だ。
闘病記はあまたあり、まして死に至るような病では、なかなか明るいというわけにはいかない。
ところが、本書は違った。著者は根っから楽天的で、幼少のころより人を笑わせることに使命感があったようだ。テーマが深刻がゆえの笑いもこみ上げてくる。
死を覚悟した日、身辺整理としての最初の行動は、大切に保存していたエロ動画の全削除だったり、見舞いに来た実父が若い看護師にデレデレするさまなど、いわばどうでもいいことに、ことさらこだわってみせる。
担当した編集者は「こんなに明るい闘病記を読んだのは初めてで。ぜひ出版させてほしいと思った」という一味違う闘病記だ。
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『どこかに「毒」がなくてはつまらない。どこかに「蜜」がなくては諭しめない。どこかに「骨」がなくては意味がない』それらを自らのレーゾンデートルと位置付け、精力的に出版活動を行っている出版社。
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