今、英語学習愛好者の間で話題になっているのが、3月22日付け「日本経済新聞」記事、"世界と戦う「中学英語」"だ。
同記事によると、何とソフトバンクグループの孫社長は中学英語で、世界のトップと渡り合っているというのだ。
国際的ビジネスマンを目指す多くの人が、この5月で新形式に変わるTOEICでも990点を取ろうと必死になっているというのに、一体どういうことなのか?
記事によると、元ソフトバンク社長室長・三木雄信さん曰く、
孫社長の英語の特徴は、
・講演で使う英単語を分析したところ、わずか1480語である。(中学で学ぶ英単語並み)
・間違った英語を使っても気にしない
・リズムとアクセントをきちんと抑えている
・同じ言い回しが頻繁に登場する
――であり、さらに具体的には、
・冒頭は「Thank you」
・「This is ~」を多用
・単文を活用
――というようなポイントがあるという。
では、孫さんと同じく誰でも1480語で世界と渡り合えるのかというと、同記事ではブリジストン津谷CEO兼会長の主張する「語彙力の重要性」にも触れている。
要は自分に合うのはどちらなのか?ということだろう。
前出・三木雄信さんの著作、『なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか』(祥伝社刊)には、孫社長の英語が平易に分析・紹介されている。
「難しい単語抜きで外国人と英語のやり取りをしたい」、というあなたには大いに役に立ちそうだ。