一部書店の新書売り場に据えられている、『
天皇はいつから天皇になったか?』(平林章仁/祥伝社新書)のPOPが今、注目を集めている。
そこにはヤマトタケルが描かれており、それが安彦良和氏の手によるものなのだ。
安彦氏といえば、7月18日(土)から六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーにて開催中の大人気イベント、「機動戦士ガンダム展 THE ART OF GUNDAM」を引き合いに出すまでもなく、日本を代表するクリエイターだ。
氏の漫画作品には、これまでも歴史や神話を題材としたものが多く、ヤマトタケルの絵は自然なことではあるのだが、たまたま店頭で気付いたファンが興奮する場面があるという。
『天皇はいつから天皇になったか?』は、『週刊東洋経済』(7/25号)書評でも取り上げられ、その"天皇の始原"に迫る内容が高く評価されているが、別の意味でも注目された訳だ。
店頭で、想定外にますます存在感を増している。